初診時には1時間半〜2時間程お時間をいただいております。
あらかじめカルテ記入をご自宅で行っていただけた場合は1時間〜1時間半程になります。
東洋医学で最も重要な診察方法(四診法…望診・聞診・問診・切診)に従って進んでいきます。
初診の予約は原則前日まで。(急患を除く)

カルテ記載(15分〜30分) 望診

当院では(一社)北辰会のカルテを使用しております。
他とは違い非常に多くの問診項目がある為、記入にお時間がかかってしまいます。
しかしながら患者さん個々のお身体の状態を詳しく知るには重要な内容ばかりですので、
正確な情報の記載をお願いしております。
※カルテの文字が小さいので、老眼鏡等必要な方はご持参ください。

問診(15分〜30分) 望診・聞診・問診

カルテに記入していただいた内容に基づきお話をうかがっていきます。
その中でお悩み(主訴)・これまでの病歴・現在服用している薬などお聞きいたします。
治療に関して不安なことなどもおっしゃってください。
※診断書、検査結果、お薬手帳やお薬自体をお持ちいただくと助かります。

診察(15分程) 聞診・問診・切診

靴下やタイツ・ストッキング、時計・アクセサリー類を外していただき、
ご準備の上でベットに横になっていただきます。
体表観察(東洋医学の各種診断法‐‐‐脈診・顔面気色診・腹診・背候診など)をおこない
お身体の状態を詳しく診させていただきます。

施術(最大40分)

症状・お身体の状態に合った経穴(ツボ)に鍼またはお灸をします。
●豪鍼(刺す鍼)…少数穴治療(少ない本数の鍼で、最小限のツボに対してアプローチします)
         少ない負担で最大の効果を引き出し、かつ使用したツボの効果が明瞭となります。
 ※使用する鍼はディスポーザブル鍼(滅菌済み・1回ずつの使い捨て)です。
 ※当院では置鍼術(鍼の手技の一つで置き鍼ともいい、鍼を刺した状態で数十分ゆっくりと寝ておいていただきます)がほとんどです。
●打鍼・古代鍼(刺さない鍼)…乳幼児や小学生、高齢者、体力が著しく落ちている方に主に使用します。
●灸…鍼を使うよりも効果が期待できる疾患や患部を温めたい時に使用します。

説明と養生法の案内(5分〜10分)

鍼を抜いた後、お身体とツボの状態確認をし、施術についての説明と治療頻度、普段にできる養生法についてご案内させていただきます。
※通常は週に1回ほどのペースがほとんどですが、症状(重症の病気など)・お悩み(不妊症など)によっては
 週に2回など少し詰めてきていただくことをお願いする場合があります。

休憩(10分〜30分程度)

ベットに空きがある場合はそのまま、もしくは待合室してごゆっくり休憩してください。
※施術後、すぐに起き上がって帰ってしまうと治療効果が落ちてしまったり、急な体調の変化が起きたりします。
 少しでも休憩してからお帰り頂くことを推奨しております。

お会計とご相談など

休憩をしてお帰りの準備ができましたら、お会計と次回以降の予約をさせていただきます。
※金額については料金案内をご覧ください。
 記載している金額以外は一切発生いたしませんのでご安心ください。
ご相談がありましたらお申し出ください。

初診時の注意事項

・顔の色・舌の色・爪の状態を確認します。コーヒーやカレーなど舌に色のつくような飲食物は来院数時間前から控えてください。
・メイクは薄め、もしくはない状態でお願いします。
・ネイルや香水はお控えください。
・服は脱がなくても大丈夫ですが、ワンピースなどお腹や背中が出せない服装は避けてください。
・治療後は激しい運動を避け、食事や刺激のある飲み物(炭酸やアルコール)は治療後1時間は避けてください。